Vancouver Life

2008-07

現実は厳しい?

 ここ数ヶ月仕事場の面子が落ち着きません。
仕事柄「時間厳守」がまず重要なのですが、どうもこっちの人は時間にルーズで先月までに
遅刻が原因で2人がクビ、ほか無断欠勤が原因で2名クビ、病欠が一人と朝・夜共に究極の
人手不足。先月後半から病欠だったJが週3日で戻ってきてDaytimeの面子はだいぶ楽に
なりつつありますが、それでも週末は不足。
補充面も数人入ってきて、無理のないようにトレーニングするのですが数回後には辞めてるという
有様。募集は続けておりますが、うちの職場に限らずどこも同じ状況だと聞いています。
原因の一つは「オリンピック」。準備のために工事関係にすべて人が寄っているそうで、
他の業種が人手不足に。なので国としても「移民」・「ワーク」の枠組みを年内中に緩め、
外国からの労働者を募ろうとしています。
 kazuも側面支援として日本語のサイトに募集広告を出していますが、前回の時と違い
どうも日本人は「英語」の部分で躊躇してる感があり、応募が集まりません。
前回の時は、今も働いていますがDというワーホリクンが日本から来て1ヶ月の状態で応募し
今では夜のシフトのメインになりつつあります。
彼の最初の英語力を基準にマネージャー連中も面接等考慮してると思うのですが
(他にも全く英語ができないインド人のおばちゃんもいますので)、それでも申し込み数がないと
いうことでしょう。
 現実は、英語環境で仕事をするということは、簡単な事ではありません。
kazuも経験してますので、簡単に考えてはいませんが、「ESLでの英語の環境」と「生活・仕事の
英語環境」とではまったく違います。いかにESLの先生の英語がはっきりと聞き取りやすいかが
実感されます。
それでもDのように、要はガッツのある人、チャレンジ志向の強い人であれば、問題なく
うちの職場ではやっていけます。
ワーホリの人達の間では、ある意味「ESL→仕事(日系)」が定番になりつつあるようで、
日系をはずれたとしても、スターバックスなどのカフェ(しかも日本人が多いところ)で
仕事し日本に帰るだけ。
 仕事探しの理由として、
*お金が無い
*英語の環境で
*人生経験

などなど各々がそれなりの理由で仕事をしてると思います。
不思議なのはお金が無いのにワーホリできて日系で働き続けて日本に帰る人。

賃金も日本より安いし、人使いも荒い。せっかくのワーホリをなぜ?と聞きたくなりますが
日系で働いている人に限って同じような答えが返ってきます。
たいていの人は「英語環境」で働くのに自信がない、と答えます。

実際十人十色で一概にはいえませんが、エージェントの宣伝文句「3ヶ月ESLに通えば
英語も上達」。どれくらいの人がその通りになってるでしょうか?
実際3ヶ月間すべてにおいて「英語漬け」であれば、耳が慣れてきますのでそれだけでも
大分違ってきます。
kazuの意見は耳が慣れてきて始めて「スタート」地点に立ちます。
喋れる様になるかどうかは、これは本人の度胸次第。間違いをこわがらない事です。
でも相手の言ってる事が判らないで会話ができるわけがない。

 今うちの大家は日本人学生を2人抱えています。二人ともほとんど0%(一人は10〜20%位)
の理解力。とにかく英語の「え」から勉強しないと・・・と言うくらいまったくコミュニケーションが
とれません。ここまでできない人が来るのも久しぶりなので、大家も四苦八苦。
この二人の今後の予定が、一人は冬山に篭り、スノーボードをしながら仕事もしたい、
もう一人は「何が」と言う目標はないので、とりあえず働いて、日本に帰ったらうまくいけば
英語を活かせる仕事に・・・・
 学校も一緒、どこに行くにも一緒。すべて日本語。来て3ヶ月、いまだに「聞く」方も
慣れてきてません(一日の7割は日本語でしょう)
 「ワーホリだから英語の勉強にとらわれすぎず楽しんで」とはkazuも言ってますが、
ワーホリの1年で英語でのコミュニケーションに問題がなくなってれば、今頃の日本は
もっと国際色豊かになってるでしょう。
 現実は厳しいですよ。でも仕事を見つけるのは今のヴァンクーバーは簡単です。
あとは、その人のガッツ・チャレンジ志向次第で、やっていけるんですけどね。

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