Vancouver Life

2007-09

夏の終わり。そして・・・

 先週末から雨の降る頻度が多くなり、気温も昼間でこそ17度前後ですが、朝晩は5度前後。空気がめっきり冷たくなり、夏の終わりを肌でしみじみと実感しております。先日バーナビーの方では、気温差からヒョウがどっかりと降り、学校などが急遽休校になったそうです。
おそらく40度の日本から来た人たちは、今年のバンクーバーの夏はかなり寒く感じたことでしょう。我々からすると、寒いというよりも「短かった」ですかね。7月にかなり暑くなり、8月は「もう夏がおわり?」と思わせるくらい、例年よりも短く、涼しかったですね。
 さて、夏の終わりに伴い、バンクーバーは「ホッケー」のシーズンになります。今週頭から開幕(オープン戦?)し、kazuの仕事場も
試合開始前はてんやわんやの大忙しであります。バンクーバー・カナックスは毎年プレーオフに進む強いチームではあるのですが、スタンレーカップまでは勝ちきれていません。なのでサポーターもやきもきしながら、今シーズンを楽しみにしているのだと思います。バンクーバーの人気スポーツはなんと言ってもホッケー。次に来るのがフットボールかな。NFLではなくカナダ国内リーグの「CFL」というのがありまして、ここでも「BCライオンズ」があり、つよいですよ〜。夏場はフットボールと今年はU−20のワールドカップがカナダで行われたので、サッカーファンは結構もりあがってましたね〜。9月にベッカムがバンクーバー・ホワイトキャップスとの親善試合に来る予定でしたが、怪我のため、延期になっております。
 バンクーバーに限っては、冬場は「雨」なのでどうしてもインドア系のことしか出来なくなりますね。我々は「冬眠」といってますが。
今年は山に雪が降るかどうか・・・降れば2年ぶり(?)にスキーに行きたいのですがね・・・それ以外は友達の家に行って鍋つつく回数が増えることくらいでしょうか・・・

 

最悪の就業観念

 前回バンクーバーの「ゴミ・ストライキ」について書きましたが、
今現在も続いております。となりのバーナビー市や、リッチモンド市は
早々に話し合いが解決し、通常業務に落ち着いているが、バンクーバーだけは未だにストライキ中で、各市役所関係、図書館、ごみ収集などが
休止状態である。ストライキ中はおそらく職員への給料も払われていないと思うが、2ヶ月以上無給でも彼らは彼らの要求が議決されれば、
「元が取れる」という計算になるのだろう。
しかし、そのために影響を受けている市民・住民に対してはどうなるのか。先日のニュースでは、建設中の場所に隣人や他からわざわざ車にゴミをつんで、捨ててるため、ゴミの山が出来上がっている、という報道が流れていた。隣人はおそらく臭くてたまらない状況だろう。
もし、業務が再開されたとして、業者はこのゴミの山をきちんと収集してくれるのであろうか・・・我輩の個人的意見では「No」である。
収集経路でないところはまず無視されるとおもう。
 市でなく、一般のごみ収集業者がいまや大忙しで収集しているが、
収集したゴミを、ノースバンクーバー市などの焼却炉に持ち込んでいるのだが、毎日4時間以上待ちで、企業からのゴミの他住民からの依頼も増え、料金を通常の倍以上で設定しても問い合わせが止まない状況らしい。しかも最近では焼却炉も一日の焼却限度量があっという間になるため、ほぼ午前中でクローズされてしまうらしい。
 市民・住民がこういう状況下にも関わらず、市と職員側は未だに対決状態であり、住民からすれば市長側が妥協すべきという声が強いのだが
我輩からすると「職員側の暴挙」のほうが強い感じがする。
あまりにも無謀で自分勝手な労働要求内容で、我輩から見ても市長は
クビを縦に振るべきではないと思う。
市長も、「契約更新時期でもないのに、こういう要求に応える筋合いはなく、約束を守らないのは職員側のほう」というコメントを最初に残している。
 以前にも話したがカナダの企業というのは、日本では信じられないくらい「組合」の力が強い。組合のあるところはまず2〜3年に一度はストライキの姿勢を見せ、早ければ1週間程度だが長いと平気で何ヶ月も行うのである。要求内容は大抵賃金と休日の内容だが、日本人からすれば
信じられない要求内容がざらであり、企業は利益をあげる前に「職員の給料を払う」ために四苦八苦してる印象が強い。
確かに、給料や休日が増えることは率直にうれしいことではあるのだが、一日8時間労働(しかもかなり能率の悪い)で要求額が年々5%以上の伸び率というのはどうかと・・・聞いた話ですが、ごみ収集担当は今現在で$15〜18/時間なのが、数年後には平均で$25前後になるらしい。
週3回の収集で、8時間以内で必ず終わる就労状況でこういう要求です。
 これは我輩の勝手な見解ですので、聞き流して欲しいのですが、
こちらの人々はあまりにもプレッシャーに弱いというのか、日本のような個人ノルマや、毎日がフル回転の状況にまったく適応できないような気がします。「忙しい」という感覚・頻度が我々とはまったく違うレベルの位置にあるわけです。許容量は人それぞれですのでなんともいえませんが、とにかく処理能力の遅さと意外と責任があるようで、適当な回答(その場しのぎで会社の統一されたものではなく、個人的な勝手な発言)により、問い合わせた側が振り回されたりもします。勝手にプロ意識を自分の中に植えつけているのですが、ふたを開けると、自分の仕事内容をまったく知らない、という人が多いです。
 そして、失敗をしても、認めず、言い訳するのが文化であり、「自分の正当性」を常に主張するよう教育されてきているせいで、たまに無茶苦茶な子供の屁理屈のように聞こえることもあります。
 決して日本の教育や就業スタイルが一番だとは言いませんし、いえないですが、それでも残業代支払い(ダブル)や労働時間を除いて、
100歩譲っても、彼らの労働姿勢には失望せざるをえません。

ケロウナ

 8月26〜28日の日曜から火曜にかけてちょいとケロウナまで行ってきました。「ちょいと」といってもケロウナはバンクーバーから車で片道
4〜5時間のドライブ(東京ー名古屋と大阪の間くらい)。
 以前「車を買った」日記を書いたかと思いますが(93年トーラスSW)、購入して7月末で1年が経ち、ウィスラー以外の初めての長距離ドライブになります。実は旅行前の1ヶ月間の間にチョコチョコとトラブルが発生しまして、出発前も道中もかなり不安でした。7月末に保険の更新に行った時に、BCAA(日本のJAF)に加入し、レッカーなどのサービスを受けられるようにしておきました。日本と違い、こちらのBCAAは来るまで何時間も待たされるし、正直あっても無くてもそんなに変わりが無いような気もしたのですが、一番怖いのが高速上で止まること。それを考えるとやはり加入しておいたほうが安全かな、と。
 さてさて、26日は出発前に朝からソフトボールの練習試合に参加。
昼過ぎに帰宅し、荷物を入れて出発です。この車3.8リッターV6なのに
高速では110キロ位で走るのが限度、というかハンドルが80キロ以上で
頻繁にビビリだします。おそらくアライメントが狂ってる所為だと思いますが、ただでさえ244,000km走ってますので、日本人からすれば、恐ろしく感じることでしょう。車にはちょっとうるさい我々でさえかなり
恐怖感と不安感があります。まぁそれでも、タイヤはまだ新しいですし、エンジン含め主要な部品は前のオーナーがほとんど交換してくれてましたので、細かいところが勃発しなければまだまだ走れるという確信はあります。また毎度のことですが、我々の旅行は急がない、計画を立てないのが常で、最終的に火曜に無事帰ってきてればOKであります。
さて、初日は時間的にも一気にケロウナまで行かず、途中マンニング・パークまで行き、そこで一泊キャンプです。今回saruのたっての希望でテントを購入し簡単な食料を積んで行きました。パークに着いたのは18時頃。山の中腹にあるので、バンクーバーは暑かったのですが、ここは日が落ちるとかなり寒いです。出発前が暑かったために、2人とも
防寒着を持参してこず(ジャージ程度の長袖のみ)、夏休み中ということもあり、家族連れでキャンプしてる人たちがかなりたのですが、皆冬用のジャケットなどを着込んでる完璧さで、我々の素人度が早くも披露されてしまいました。雨も降ってきて、テントの中では食事をしたくなかったので、車のハッチを開け、荷台部分に二人で入り込み、簡単に食事。バーベキューコンロでBBQしながら、隠れて一杯というのが理想的だったのですが寒くてそれど頃ではなく、昼間の前日までの重労働と練習試合の後ということでkazuの腰が再び悲鳴を上げだしていたこともあり9時頃には早々にテントに。
 27日7時過ぎに起きだし、朝食を作り目覚めの一杯のコーヒーを飲んで
9時半過ぎに出発。この日は朝から快晴でありまして、一路ケロウナへ。
この旅行中、車の故障のほかにもう一つ難儀なことが。「給油」。この車ガソリンでもディーゼルでもなく、「プロパン」事前に入手した資料である程度プロパンを扱ってる場所を把握してはいるのですが、ここは日本ではなくカナダですから、あるべき場所がなくなってるのは普通のことと考えておかねばならず、普通の車のように、ギリギリまで運転する、というリスクをおかせません(空になって止まった場合、レッカーしか手段が無いため)。なので早め早目に給油する必要があります。
パーク出発後しばらくしてポツンと予想外のプロパンを扱うスタンドを発見。即座に給油し、ホッとしながらドライブ再開。
山間をひたすら走り、最初の大きな町ペンティクトンに出てきたのは
昼頃。ここから湖沿いを北上し、ケロウナに向かいます。
ペンティクトンを抜け、サマーランドという町に入りビジターインフォに立ち寄りました。そこでワインテイスティングやキャンプ場などの情報を取り寄せ、再び北上。もらったパンフレットをたどりながら、途中途中でワイナリーに寄り道。ここケロウナを含めたオカナガン地方は、
果物とワインの名産地であります。バンクーバーのリカーショップで買えるワインもありますが、今回は買えないワイナリーに行き、購入するのがkazuのたっての希望。それぞれのワイナリーで試飲をして、
二人が気に入ったものをゲット。結局宿泊地にたどり着くまでに7箇所ほどをまわり、ゲットしたワインは赤・白合計5本。Haha!!
最近はイタリアのワインに凝ってましたが、オカナガンのワインもなかなかのものです。
さてケロウナのダウンタウンに到着したのは17時頃。今回もキャンプをすることが決定し、一路ケロウナから少し戻ったところのキャンプ場へ行ったのですが、そこはすでに満杯。仕方なく更に戻り、ケロウナ・プロビンシャル・パークのキャンプ場でサイトをゲット。ケロウナの町自体は特に見るものはなく、やはり見るのは湖と周りの山々ということになるかと思います。このケロウナの山々ですが、なんといいましょうか・・一言で言うと、「岩山」でして、リゾート地として人気が出てきてますので、岩山の間、間を切り崩すようにして日本でいう「リゾートマンション」が建てられています。数日後ここが地元の友人に聞いたのですが、「ケロウナは老人が住み着くところ」で、リゾートとして売り出してるので、レントも売り家もバンクーバーと同等かそれ以上との事です。
DTで夕食を購入し、キャンプ場で今日は晴れた空の下で食事。
今回は高速沿いに位置してるため、騒音がうるさいのなんのって・・
昼間は暑かったのですが、日が暮れて風が吹くとさすがに寒いですね。
やはりこの日も9時過ぎにはテントへ。この夜Kazuの右足親指に痛みが出てきました。今までにもスポーツの後や疲れがたまると親指の付け根の部分が年に1〜2回痛むことがありましたので、一晩寝れば大丈夫だろうと、深くは考えてませんでしたが・・・
 28日。この日も快晴。9時半過ぎに出発し、途中フルーツを一杯買い込み、来た時とは違う道でバンクーバーへ向かうことにしました。
往路はあまり上りのないゆっくりいける道を選択し、ペンティクトンから北上してケロウナに来たわけですが、今回はケロウナから南下せずに斜めに山なかを横切るようにして帰る方法です。
「コカハラ・ハイウェイ」とよばれており、走って驚きましたが、
ケロウナからひたすら山を登り、頂上付近からひたすらそのまま山の上を走ってるような感じになります。天気も晴れもあれば、雨にもなり、
無人地帯かと思えば、ポツ〜ン、ポツンっと家も見られますし、牛がところどころに見られるため、誰かの所有地(とてつもなくでかいですけど)なんだとわかります。一番怖いのが何キロでしょう??5キロくらいの下り坂を一気に下るのが2〜3回あったのですが、東北道の那須の山越えなんか目じゃありませんね、長さといい、角度といい、車の「ジェットコースター」みたいなものです。
山をある程度下りきったところで小さなまちのビジターインフォにトイレ休憩。ここでkazuはsaruに運転を交代。腰が痛いのと、前日からの親指の痛みが引かず、まともにアクセルが踏めません。
ここから多少のアップダウンを繰り返し、最終的に往路で通ったHopeという町で高速が合流します。saruも基本的には運転が好きなので、問題なく任せてkazuは隣でうたた寝。
Hopeを抜けて、Surryで一度高速をでて、スタンド探し。
バンクーバーの方向に進みながら探したのですが、ケロウナ以上に見つからず、結構焦りました。給油後運転も交代。途中からまた高速に戻り
家に着いたのは17時半過ぎ。

車も故障せずに帰ってくることができました。
今回ケロウナに行ってみて将来的に住めるところか、どうかも2人で
話しましたが、正直仕事は無いに等しいですかね・・
住むなら自分で何かをしないとすめないかな〜と。
でもワインとフルーツは本当に極上においしいところですよ!!

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